ブルージルコンってどんな宝石?

皆さんはブルージルコンという宝石を知っていますか?
ブルージルコンは12月の誕生石です。
12月の誕生石といえば他にも、美しく透き通った輝きを放つタンザナイトや、どこかアンティーク風を感じさせるカラーのトルコ石がありますよね。
どちらもそれぞれに魅力のある石で、筆者も大好きな石です^^
今回は12月の誕生石のひとつでもある、ブルージルコンの宝石についてご説明します。
ブルージルコンってこんな宝石 !
ブルージルコンは、名前にジルコンと付いていることから、人工石のキュービックジルコニアと同じ人工石と間違われることが多い宝石のひとつです。
ジルコンとジルコニアは全く別物で、ブルージルコンは本物の宝石です。
ブルージルコンの歴史は古く、誕生したのは44億年もの前と言われています。
ブルージルコンは世界最古の宝石とも言われている古くから存在する宝石なんです。
ブルージルコンの輝きはすごい!
見たことのあるかたはご存じかと思いますが、ブルージルコンはとても輝きを放つ宝石です。
エメラルドグリーンに近いブルーの何とも言えないカラーで、ずっと見ていたくなるような、とても魅了される宝石です。
筆者もブルージルコンに魅了されたひとりです^^
ブルージルコンのはじまり
ブルージルコンは、18世紀にスリランカで発見されてから1920年に宝石市場に登場しました。
その強い輝きを放つことから大人気の宝石となりました。
ブルージルコンは、【ジルコン】という鉱物でブルー以外にもレッド、イエロー、オレンジ、グリーンなど様々なカラーが存在します。
ダイヤモンドに負けない輝きを発揮する正真正銘の宝石なのです。
ジルコンは磨くとダイヤモンドのような強い輝きを放つため、ダイヤモンドのイミテーションとしても用いられてきました。

このことからダイヤモンドに匹敵する宝石のひとつだということがわかりますよね^^
ブルージルコンの主な産地
- 高品質なブルージルコンを産出するカンボジア。
- 他にもオーストラリア、スリランカ、タイ・ミャンマーなど
ブルージルコンの語源
- ペルシャ語で【金】を表す"zar"と【色】を表す"gon"に由来しています。
- このように名前がついているジルコンですが、実際には無数の色が存在する。
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ブルージルコンの詳細

ジルコンの種類によっては非加熱のものも存在します。
ほとんどのジルコンは加熱してあり、ブルージルコンの魅力的なネオンブルーも加熱によって引き出されたものになります。
ブルージルコンは、非加熱のものが少なく、多くは黄色や灰色、赤褐色のジルコンに熱を加えて、美しいネオンブルーに変化させた宝石になります。
別名スターライトとも呼ばれています。
ブルージルコンの魅力

最大の魅力はブルージルコン特有のネオンブルーの輝きですよね。
ブルージルコンのあのまぶしいほど輝く虹色の煌めきは見ていると吸い込まれてしまいそうにもなります。
世界最古の宝石といわれる理由がわかります。
あのブルージルコンの輝きは人々を魅了させています。
ジルコンの特性
ジルコンの特性である複屈折は、ペリドットの約2倍の屈折率を持つと言われ、厚みが増すと二重線の間隔が広がる特徴を持っています。
その重なったラインは、とても幻想的に浮かび上がり、不思議な柔らかさと奥行きを感じさせる美しさが最大の魅力ですね。
ジルコンの特徴
ジルコンは、カラーバリエーションも豊富な宝石です。
光の分散率がダイヤモンドに匹敵する輝きを持っているとても輝く宝石になります。
石の中に入り込んだ光が虹色に煌めき、あらゆる角度から常に強い輝きを放ちます。
ジルコンの輝きは、ディスパーションと呼ばれ、ストーンの中に入った光がプリズム効果で虹色に分散することで現れます。
ダイヤモンドのディスパーションにほぼ近いディスパーションを持っていると言われています。


ブルージルコンの基本情報

ブルージルコンの基本情報
- 12月の誕生石
- 石言葉 / やすらぎ、成功、無限、癒しなど
- 分類/ ケイ酸塩鉱物
- 組成/ ZrSiO4
- 結晶系/ 正方晶系
- カラー/ 青、緑、褐色、だいだい、白、黄色
- 光沢/ 金剛光沢
- モース硬度/ 7.5
- 比重/ 4.7
ブルージルコンの効果
- 安らぎ、癒し、無限の可能性、精神の安定、富、名誉、成功、知恵を授ける…など
- 自身が、夢にみたことを現実のものにするための後押しをしてくれる
- 行動力を維持し、目標達成のための知恵が湧きあがり、同時に精神を安定させてくれる
- 立ち向かう困難をも克服する力をもたらしてくれる
- 精神を安定させ、危険から身を守ってくれる
ブルージルコンの保管と注意点
ブルージルコンは直射日光に当たると、たった1時間で50%も色褪せます。

びっくりですよね…
せっかく身に着けて外を歩いていても、ブルージルコンの魅力でもあるあの色合いが半分も色褪せてしまうなんてショックですよね。
安心してください。その色あせてしまったカラーは元に戻ります !
その色あせてしまったブルージルコンを日光が当たらない暗い場所で保管しておくと、翌日には、10~20%色褪せた状態ですが、数日中には、完全に元の美しい色に戻ります。
そして徐々に元のブルーに戻ってくれます。
これを聞いて安心しますよね。
ブルージルコンは、モース硬度は7.5と硬いですが、欠けやすいのが難点。
ブルージルコンを美しく保つには?
ポイント
- リングの場合(爪あり)…爪の数多めにする(耐久性を高めるため)
- リングの場合(爪なし)…埋め込みにして外部からの当たりを少なくする。(デザインに考慮することが必要)
- ペンダントやブローチは、傷みにくいのでブルージルコンの美しさを保ち続けられます。

まとめ
ダイヤモンドに引けを取らない、美しく輝きを放つブルージルコン。
ブルージルコンの美しくネオンブルーにきらめく輝き、鮮やかな優しい色合いは、安らぎを与えてくれます。
ブルーダイヤモンドよりは安価で手に入りやすいと思いますので、お手持ちの宝飾品のコレクションのひとつにしてみてはいかがでしょうか。
自分へのご褒美や、プレゼントにもおすすめのブルージルコンです。
素敵な宝石に出会えますように^^



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